【29 MAR 2006 @ 42nd】   

 


どうすればいいのか分からなかった

 

生まれて初めてとか

感動したとか

そんな次元の話じゃなかった

 

人生の指針をありがとう

!!!! 皆既日食 !!!!

 

 

Map_0329

Paradise Canyon - Antalya - Nevesehir

 

 

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Total Solar Eclipse ------------------------------

 

 

文句なしの大快晴。

 

あまりの太陽光に、

手持ちのサンオイルは全く歯が立たず。

 

正午を若干過ぎたころ、

不意に誰かがこう言った。

 

 『 クレイジーだ!!!

  本当に太陽が欠けていく!!!』

 

一斉に日食メガネをつけて空を見上げると、

確かにクレイジーな事態になっている。

 

世界中の人間がメインステージに集まってくる。

とにかく馬鹿でかい歓声だったことしか覚えてない。

 

30分くらいかけて月に覆われる太陽だけど、

そのうちの25分くらいは

下界の明るさにこれといった変化はない。

 

日食メガネごしに太陽の欠けていくのが分かる程度だ。

 

・・・

・・・

・・・

 

皆既日食5分前、

ここからは日食メガネなしで全てを体感できる。

 

その闇へのグラデーションは、

夕暮れ時のそれとは確実に違って、

 

言葉にすると神秘的ってとこなんだろうけど、

どう考えてもそれ以上だった。

 

世界中を照らす太陽が、

わずか半時間で月に隠される。

 

突然の闇、白昼のミッドナイト。

 

次の瞬間、言葉は無力。

 

 

 

Total Solar Eclipse

 

 

人生を揺さぶる光のリング。

 

皆既日食が終わり、

再び明るくなっていく世界を見たとき、

 

僕はこの世の終わりと

始まりを見たような気分だった。

 

いったい自分はどうすればいいのか。

いったい自分は何をすればいいのか。

 

この凄まじい現象に、

音楽は太刀打ちできるのか?

 

僕はとにかく、

 

ここに居合わせた世界中のクレイジーな連中の心を

完全無欠に捉えてしまった皆既日食に心底嫉妬した。

 

これだけ、

 

”みんなのスゲェ!” をかっさらう奴は初めてだった。

 

キッカケが皆既日食であれ何であれ、

本気で生きてる人たちをリスペクトしよう。

 

キッカケが皆既日食であれ何であれ、

本気な人たちに認めてもらえるまで頑張ろう。

 

それに恥じない人生はメチャメチャ大変で、

 

プラス、きっと楽しい。

 

 

 

 

涙の初カイキ

 

 

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Total Solar Eclipse ------------------------------

 

 

Total Solar Eclipse

実物はこんな単色じゃない

!!! もうちょいだ、重なるぞ !!!

 

 

 

 

 

Total Solar Eclipse

うまく撮れない

!!! トルコ 皆既日食 2006 !!!

 

 

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Epilogue ---------------------------------------

 

 

スペインから遥々目指してきた皆既日食が終わった。

 

日食祭自体はまだ3日残っていたものの、

僕は突然移動したい衝動に駆られた。

 

お祭り会場を出ると、

自分より若そうなトルコ人が

イベントへの興味を訴えてきた。

 

不要になったリストバンドを手渡すと、

彼は火のついたロケットの如く走り出した。

 

ということで、

 

次の目的地に向かうことを決めた僕は、

ヒッチとバスを乗り繋いでアンタルヤに戻り、

その日のうちに夜行バスへと乗り込んだ。

 

次なる目的地はカッパドキア。

 

 

 

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(これは僕が描いた皆既日食のイメージ)